北朝鮮、脱北者の送還を「批判」した人権団体に「人権謀略団体」(画像提供:wowkorea)
北朝鮮、脱北者の送還を「批判」した人権団体に「人権謀略団体」(画像提供:wowkorea)
北朝鮮が中国の脱北者強制送還を懸念した国際人権団体を「人権謀略団体」と非難した。

2日北朝鮮外務省はホームページで、「少し前に『ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)』が中国の強制送還節を再び持ち出し、反中国人権騒動を起こした」とし、「これまで米行政府らの反中国『人権』騒動に積極加担してきた極悪な『人権謀略団体』」と主張した。

続いて、この団体が香港・チベット・新疆ウイグル自治区の人権問題を提起したことについて、「謀略資料をねつ造し流布させながら、中国の人権実情をひどく中傷冒涜(ぼうとく)した」と批判した。

また、「ことし5月に『ヒューマン・ライツ・ウォッチ』の高位人物が米国と西欧が主管する新疆ウイグル問題に関連し、反中国行事に参加したかと思えば、6月には中国政府が反政府傾向の自国の留学生らを脅かし監視しているという報告書を発表した」とも指摘した。

ヒューマン・ライツ・ウォッチは先月23日(現地時間)、中国政府が少なくとも1170人の脱北者を拘禁しており、北朝鮮の国境を開放すれば脱北者らが強制送還される可能性があるという懸念を示した。
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