新製品発表会目前の韓国サムスン電子、「ギャラクシー・バディ」の商標権を出願(画像提供:wowkorea)
新製品発表会目前の韓国サムスン電子、「ギャラクシー・バディ」の商標権を出願(画像提供:wowkorea)
8月初めの新商品発表会を目前としているサムスン電子が、「ギャラクシー・バディ(Galaxy Buddy)」の商標権を出願した。

特許庁によると、サムスン電子サムスン物産は13日、「ギャラクシー・バディ」について韓国内および英文などの商標を出願した。現在「ギャラクシー・バディ」の商標は審査待機中の状態だ。

サムスン電子が「ギャラクシー・バディ」とした商品は、スマートフォンおよびスマートフォン用バッテリー充電器、スマートフォン用保護カバーの3種類だ。これについてサムスン電子の関係者は「出願した商標は現時点でどういったところに使われるのかは分からず、実際に使用するかについても分からない。過去に多くの商標を登録したが、現在使われていない商標も多い」と話した。

サムスン電子は同一のスマートフォンについてさまざまな商標権を確保するなど、世界市場でも商標権の確保にもっとも積極的な企業だ。このため一部市場に限定し商標「ギャラクシー・バディ」を使う可能性もある一方、単に大量の商標権の確保の一環であるともみられている。

商標権に関する専門媒体「ワールド・トレードマーク・レビュー」によるとサムスン電子は昨年末、1617件の有効な商標権を確保し、世界10位の商標権保有企業に浮上した。世界市場でトップのシェアを誇る「ギャラクシー」シリーズがおもな商標となる。

業界の関係者は「技術競争が激しいIT業界では模倣などの問題を事前に予防するため、業界が多量の商標権を出願しておくのが慣行。来月の新商品発表会を3週間後とした状況で、サムスン電子の商標権出願にも関心が高い」と話している。

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