韓国ウィルス基礎研究所が開所、感染症リスクに対応(画像提供:wowkorea)
韓国ウィルス基礎研究所が開所、感染症リスクに対応(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルスなど、新たな感染症に対応する基礎研究を行う研究所が本格稼働する。

基礎科学研究院(IBS)は6日、IBS科学文化センターで韓国ウィルス基礎研究所の開所式を開催したと発表した。

同研究所は新型のウィルスに対し科学技術な立場で対応する体系構築の必要性が提起されたことで、政府の重点課題として1日に設立された。IBSはウィルスに関する基礎的かつ核心的な技術力を確保することで国の感染症対策に貢献するというビジョンを持ち、昨年からウィルス研究所の設立を進めてきた。

韓国ウィルス基礎研究所はIBS院長直属の本院研究組織として運営され、IBS本院のスペースに入居する。BL3バイオセーフティ施設が完成する前まで、韓国パスツール研究所が保有する研究施設と、IBS RNA研究団が7~12月期に構築するBL3研究施設を活用する計画だ。

また同研究所は韓国の大学や企業、研究機関のウィルス研究機能を連携しての研究協力活性化にも努める。「ウィルス研究協力協議体」としての役割も遂行し、ウィルスの基礎研究分野における世界的な研究グループを育成して、韓国に不足している優秀な研究人材の裾野拡大に努める。国立感染症研究所、農畜産検疫本部、野生動物疾病管理院などとウィルス感染予防、防疫、検査、治療などのための協力体系も構築する。



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