韓国野党の大統領選候補者は「米韓演習を中止してはならない」と訴えた(画像提供:wowkorea)
韓国野党の大統領選候補者は「米韓演習を中止してはならない」と訴えた(画像提供:wowkorea)
次期大統領選に 韓国野党第一党“国民の力”から出馬表明した “世界と北東アジア平和フォーラム”のチャン・ソンミン(張誠ミン)理事長はきょう(4日)、ムン・ジェイン(文在寅)大統領に対して「北朝鮮が投げかけた通信線復旧という外交的メッセージを、過度に解釈してはならない」と訴えた。

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チャン理事長はこの日、フェイスブックを通じて「北朝鮮側による “米韓合同軍事演習中止”の要求を受け入れることで、第4回 南北首脳会談の機会が開かれるという誘惑から 抜け出さなければならない」と伝えた。

また「文大統領はそのかわり今回の機会を通じて米韓同盟関係を強化させ、米韓合同演習を中断することなく実施し、韓国の核心的国家安保である米韓同盟に対する外部からの干渉を遮断すべきだ」とし「そのようにするとともに 北朝鮮が通信線の扉をしめることができないよう、北朝鮮にニンジンを提示すべきだ」と主張した。

つづけて「米韓演習の中止ではなく米韓演習を通じて米韓同盟が強化され、同盟を重視するジョー・バイデン米政権を通じて 米朝間の対話を取り持ち、橋渡しのニンジン策をキム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮労働党総書記に送るべきだ」と付け加えた。

チャン理事長は「文大統領はキム総書記に、このような外交的ビジョンを投げかけるべきだ」と伝えた。

つづけて「キム総書記がこれ以上韓国の核心利益である米韓同盟を問題視しないのなら、今回の機会を通じて 南北・米朝・米韓朝の首脳会談の機会も開くことができるというビジョンを提示すべきだ」とし「しかし バイデン政権が対外政策の最優先価値としている米韓同盟を(北朝鮮が)問題視するのなら、これは米朝関係を最悪へと追いやる自滅策だということを分からせるべきだ」と強調した。

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