百田尚樹氏の女子バレー韓国代表の「顔」についての発言、韓国でも批判(画像提供:wowkorea)
百田尚樹氏の女子バレー韓国代表の「顔」についての発言、韓国でも批判(画像提供:wowkorea)
作家の百田尚樹氏が先月31日にSNSでバレーボール女子韓国代表選手について言及した内容が波紋を呼んでいることが、韓国でも報じられている。

 百田氏はこの日行われたバレーボール女子1次リーグの日本対韓国の試合に言及し、「女子バレー、日本と韓国を見てるが、韓国人、全員、顔のレベルが高い。オリンピックということで、おそらく全員……おっと、これ以上言うたら、また炎上するから言わん」と掲載。

 日本のネットユーザーは「その通りですね」とし、病院の広告写真を添付したり、「ボールが顔に当たったら大変だ」、「間違いない」、「ブサイクな顔がコンプレックスだから仕方ない」と同調する意見が続く一方で、「そんなくだらないツイートで読者を失望させないでください」と苦言を呈したりする意見も多かった。

 さらに自民党関係者も「人種差別に関して敏感な時代になぜこんなツイートをするのか。百田氏は頭の回転が速く、立派な作品も残している。ただ、このコメントは韓国に対する憶測を呼ぶ差別的な発言と解釈されても仕方がない」と指摘した。

 またこれに対して韓国のネットユーザーは、「負けたのに、実力以外の外見しか言うことがないようだ」、「みんな国を代表して一生懸命に頑張っているのに、顔のことをどうのこうのってレベルがちょっと…」と韓国に負けた日本が選手たちの外見を批判したという反応を見せた。

一方、韓国女子バレー代表は日韓戦で勝利した後、トーナメントでトルコに辛勝し準決勝に進出した。ボールが顔に当たった選手はいない。
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