韓国・ソウルでは 防疫措置をレベル4に引き上げてから3週間が過ぎたが、拡散の勢いは減少に向かわず 日常生活の中 感染が続いている(画像提供:wowkorea)
韓国・ソウルでは 防疫措置をレベル4に引き上げてから3週間が過ぎたが、拡散の勢いは減少に向かわず 日常生活の中 感染が続いている(画像提供:wowkorea)
韓国・ソウル市 災難安全対策本部のパク・ユミ防疫統制官は、新型コロナウイルス感染症に関する定例会見で「防疫レベルの最高段階であるレベル4に引き上げてから3週間が過ぎたが、拡散の勢いは減少に向かわず 日常生活の中 感染が続いている」とし「(感染拡大をモニタリングしながら)中央災難安全対策本部と引き続き協議して、追加の措置を適用するか 計画している」と語った。

パク統制官は「今回の4次流行は、小規模の集団や感染者の接触により 個人間の伝播が多いことが特徴だ」とし「地域社会内でも残存感染が多いことに加えて デルタ変異株まで優勢種となったことから、なかなか感染の勢いがおさまらない」と説明した。

また「感染において危険とされている60代から70代の感染者が増加していて、予防接種の対象となっていない10代でも 依然として10%以上の感染者の割合を示している」とし「現在 ソウル市の重症患者の治療病床の稼働率は 70%ちかくになっているため、病床確保にも 積極的に対応しなければならない状況だ」と語った。

つづけて「今後 民生司法警察団を通じて、運営される遊興施設などに対しては 不意の点検を強化し、隠れた感染者を見つけ出すために 先制検査を大幅に増やしていく計画だ」とし「防疫措置の実行力を確保するために、持続的な現場点検を展開していく計画だ」と強調した。

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