「8月のソウル未来遺産」、ハリウッド劇場やバスターミナルなどが選定される=韓国(画像提供:wowkorea)
「8月のソウル未来遺産」、ハリウッド劇場やバスターミナルなどが選定される=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市は老年層専用劇場である「ハリウッド劇場」、ナムサン(南山)のふもとの静かな風景を歌った「霧の掛かったジャンチュンダン(奨忠壇)公園」、旧盆や旧正月の度に民族大移動と呼ばれるソウル市民の生活を担っている「ソウル高速バスターミナル」を、8月の未来遺産として選定したと2日に明らかにした。

ソウル市は、毎月ストーリーがある「今月の未来遺産」を選定し、広報している。今月の未来遺産は、先月6日から22日まで市民の投票を通じ選定された。

「ハリウッド劇場」は1969年8月にナグォン商店街の4階に開館した劇場だ。1997年には複合上映館としてリニューアルした。ソウル市内10大上映館のひとつとして機能するハリウッド劇場は、ジョンロ(鐘路)とチュンムロ(忠武路)一帯の映画の歴史を代弁する場所として数えられる。既に2013年に未来遺産として選定されたこともあった。

「霧の掛かった奨忠壇公園」はベ・サンテが作曲し、チェ・チスが作詞した曲であり、ベ・ホのハスキーな声に出会い1967年8月に発売された。この曲は1960~70年代を代表する歌であり、ソウル南山のふもとにある奨忠壇公園の静かな風景を表現したという評価を受けた。

ソウル高速バスターミナルは、四大門の内側の都心集中緩和の為に作られた総合ターミナルだ。この場所は毎年民族大移動と表現される、帰省・帰京の道の中心地としてソウル市民の生活を担っている。

今月の未来遺産と関連したカードニュースと興味を引く読み物は、ソウル未来遺産ホームページの今月の未来遺産掲示板と、ソウル未来遺産インスタグラム、フェイスブックで見ることができる。

ソウル市のベク・ウンソク文化政策課長は、「毎月紹介される未来遺産を通じ、私たちの周辺の大切な宝物を振り返る契機になることを願う」と話した。


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