29日(現地時間)米ウォールストリートジャーナル(WSJ)によると、ハズブロやマテルなどのおもちゃ製造メーカーたちは「供給網の悪化・原資材価格および物流費の上昇など 追加費用の一部を回収するためには、おもちゃの価格を上げなければならない」と主張している。
おもちゃメーカーの関係者たちは「ことしの状況が、新型コロナの発生が多い港と工場が一時閉鎖された昨年より 悪化した」と口をそろえる。オレゴン州に30人の職員をもつ おもちゃメーカーは「昨年は『我々がこれ以上悪くなることはない』と考えていたが、今年はもっと悪い」と吐露(とろ)した。
つづけて「損をしてまで 商品を売ることはできない」とし「現在 小売業者と価格の再交渉のため奔走している」と伝えた。
多くのおもちゃメーカーは、中国をはじめとしたアジア地域に生産工場を置いている。しかし今年に入り、特に中国で作られた製品は 運送費に加え 人件費まで上昇したことから、負担が大きくなっている状況である。
このような状況を踏まえると、今年下半期における おもちゃメーカーの価格上昇は避けられないとみられる。
ただ おもちゃメーカーたちは、費用上昇を理由に 生産基地は移転しないものと、専門家たちは分析している。
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