フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は「米国との軍事協力を続けていく」という意思を明らかにした。「フィリピン駐屯の米軍に関する協定を破棄する」という、これまでの決定をくつがえしたのである。

30日 ロイター通信は「ドゥテルテ大統領が前日マニラで、ロイド・オースティン米国防長官と会った後、“訪問米軍に関する地位協定(VFA)”を維持するという決定を下した」と報道した。これについて ロイド長官は「(今回の決定により)我々は長期計画を立て、多様なかたちの演習をすることができる」と語った。

ドゥテルテ大統領の今回の決定は、中国と南シナ海領有権問題で対立しているフィリピンが 米国の対中圧力に参加するという意味だとみられる。

ただ 専門家たちは「ドゥテルテ大統領の予測不可能さのため、VFAが いつでも再び不安定になる可能性がある」と警告している。

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