韓国の李仁栄 統一相(画像提供:wowkorea)
韓国の李仁栄 統一相(画像提供:wowkorea)
韓国のイ・イニョン(李仁栄)統一相はきょう(30日)、13か月ぶりに再びつながった南北間の通信線復旧について「再びつながった “値千金”の南北疎通の通路だ」と語った。通信線回復をきっかけに 南北対話の火種を育てるための今後の措置として「南北間の対話システムの完備」をあげた。

イ統一相は「きのう(29日)我々は テレビ会談システム構築の問題を北朝鮮側に提議し、北朝鮮側は 我々の提案が盛り込まれた文書を受け取った」という事実を明らかにした。

イ統一相はこの日、統一部(省)の記者団との懇談会の冒頭発言を通じて「北朝鮮側が積極的に応え、テレビ会談システムも 速やかに備えられるようになることを希望する」と語った。

つづけて「統一部はすでに 新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、南北間に防疫の懸念なしに疎通できる案を準備している」とし「南北間で疎通チャンネルが回復されたことから、これからは 疎通チャンネルの確立に関する我々の構想を北朝鮮側と協議しながら、いつでも対話が開かれるように準備する作業を進めていく」と強調した。

また「統一部は、暫定保留している民間団体による対北人道協力の物資搬出承認を きょうから再開する考えだ」と伝えた。イ統一相は「昨年9月の “朝鮮半島西海 韓国人死亡事件”以降 行なわれていなかった搬出承認を、10か月ぶりに再び再開しようとするものだ」とし「北朝鮮の状況、特に保健・栄養物資の至急性などを 総合的に考慮して決定する」と付け加えた。

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