韓国国防省は 米韓合同軍事演習実施について「米国と緊密に協議中だ」という立場を繰り返している(画像提供:wowkorea)
韓国国防省は 米韓合同軍事演習実施について「米国と緊密に協議中だ」という立場を繰り返している(画像提供:wowkorea)
南北通信線の回復により 来月の “米韓合同軍事演習”実施が注目される中、韓国国防部(防衛省)は「米国と緊密に協議中だ」という立場を繰り返している。

韓国国防部の報道官は きのう(29日)の定例会見で、南北間の通信線再稼働による演習の中断や縮小を観測している報道についての質問に「下半期の合同指揮所訓練の時期・規模・方式は、まだ確定されていない」と答えた。

つづけて「拡散している新型コロナウイルス感染症の状況・連合防衛態勢の維持・戦時作戦統制権についての調整・朝鮮半島非核化と恒久的平和定着のための外交的努力支援などを総合的に考慮して、米韓間で緊密に協議している」と強調した。

また “米韓合同演習に関して 北朝鮮に軍事会談を提議した”ことについては「今のところ 提議したものはない」と伝えた。

北朝鮮が昨年6月 一方的に遮断した南北間の通信チャンネルが 13か月ぶりに回復したことで、軍の内外では 「”北朝鮮が反対している”米韓合同演習の延期や規模の縮小の可能性」が取りざたされている。

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