現代自動車の高級ブランド「ジェネシス」の生産ライン(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
現代自動車の高級ブランド「ジェネシス」の生産ライン(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【蔚山聯合ニュース】韓国自動車最大手、現代自動車の労働組合は28日、賃上げなど今年の団体交渉の暫定合意案について賛否を問う投票を実施し、賛成56.4%で可決したと明らかにした。同社の労使は3年連続で、ストライキを経ることなく交渉妥結に至った。

 労使の暫定合意案は、7万5000ウォン(約7140円)のベースアップや、成果給200%プラス350万ウォン支給、品質向上と労働災害防止への激励金230万ウォン支給などを盛り込んでいる。

 新型コロナウイルスの影響が今年も続いていることに加え、半導体不足で生産の一時停止を余儀なくされる事態も起きている。労使は依然として経営環境が厳しいとの認識で一致したようだ。 


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