米国における「外交」と「安保」のトップが、インド太平洋地域を 次々と訪問する。この動きは「中国けん制のための布石」だとみられている。

23日(現地時間)米国務省によると、アントニー・ブリンケン米国務長官は 今月の26日から29日 インドとクウェートを訪問する。

ブリンケン長官は 28日にインドで ナレンドラ・モディ首相・スブラマニヤム・ジャイシャンカル外相などと会う。また 同日クウェートに移動し、要人たちと面談する。

インドは、外交的に非同盟の中立路線を掲(かか)げている国である。ただ 米国が インド太平洋の戦略的な重要性により、インドとの関係改善に神経を注いでいる。インドもまた 中国との度重なる対立のゆえ、米国主導の対中けん制協議体「クアッド(Quad)」に属している。


一方 ロイド・オースティン米国防長官は、東南アジアへの巡訪に乗り出した。オースティン長官は、シンガポールとベトナム・フィリピンを訪問する予定となっている。

2人の長官による今回のインド太平洋地域の訪問は、「中国けん制」のための意図という点で、相通じているものとみられている。

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