東京の新型コロナ感染者数が歴代最多…菅首相「五輪の途中中止はない」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
東京の新型コロナ感染者数が歴代最多…菅首相「五輪の途中中止はない」=韓国報道(画像提供:wowkorea)

 東京五輪が開かれている日本の新型コロナ新規感染者数が歴代最多水準まで上がっている中、日本政府は五輪強行の意志を固守している。

 NHKなど日本のメディアによると28日、東京五輪開幕5日目の27日基準で、日本の新型コロナの新規感染者数は7629人と集計され、6か月ぶりに7000人を超えた。日本の1日における新規感染者数の最高記録は今年1月8日の7882人だ。

 五輪開催都市の東京はこの日の新規感染者数が2848人を記録し、史上最多記録を更新した。1週間で2倍に増えたのだ。

 五輪参加選手など大会関連の新規感染者も7人確認され、累積感染者は155人へと増えた。

 五輪を控えて日本政府が東京に4度目の緊急事態宣言を発令したにもかかわらず、新型コロナの拡散速度は遅くなるどころか、さらに速くなっている。当局が外出自制と飲食店の酒類販売中断を促しているが、このような防疫規則がきちんと守られていないという。

 専門家らは12日の緊急事態宣言発令から2週間を過ぎているにもかかわらず、感染者の規模が減少していない点に懸念を示している。潜伏期間などを考慮すれば、今ごろ感染者数の規模が縮小しなければならないからだ。本格的な夏休みと休暇期間に入っている点を考慮すれば、今後、感染者数がさらに増える可能性も高いと指摘されている。

 このような一部の懸念に反して、菅義偉首相は「五輪を途中で中止する可能性はない」と断言した。

 菅首相はこの日、「人の移動が減っているため(五輪中止は)全く考慮していない」と明らかにした。菅首相は「不要な外出は控え、家で五輪競技を観戦してほしい」と訴えた。

 一方、菅内閣は新型コロナへの対応が不十分という五輪開催反対世論にもかかわらず、東京五輪を無理に強行したという批判が高まり、最近、支持率が過去最低に落ち込んだ。今月に入って現地マスコミが実施した各種世論調査での菅内閣に対する支持率は30%前半で、内閣発足後、最も低い数値を記録した。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 84