ソウルの新規感染者、再び「500人台」に…20代の死亡者発生(画像提供:wowkorea)
ソウルの新規感染者、再び「500人台」に…20代の死亡者発生(画像提供:wowkorea)
ソウル地域の新型コロナウイルス感染者が再び増加している。検査件数が相対的に少ない週末には感染者数が減少し、平日に再び感染者が急増するパターンが繰り返されるなど、4次流行がなかなかおさまらない様子だ。

28日ソウル市によると、同日午前0時基準のソウル地域の新規感染者数は531人(20日発生)と集計された。前日(351人)に比べ222人増加した。

新型コロナウイルスによる死亡者も2人が追加で発生し、累積死亡者は531人に増えた。死亡率は0.8%。同日追加された死亡者の年齢はそれぞれ20代、50代で基礎疾患があり、入院治療中に死亡した。

新規感染者は検査件数が減少する週末には減少するが、平日に入り検査量が増加するほど感染者も急増する傾向にある。同日午前0時基準の感染者数で集計される26日の検査件数は7万1212件で、前日(2万9461件)に比べ140%も急増した。ここ2週間(7月13~27日)の平均検査件数(6万7434件)と比較しても多い水準だ。あす午前0時基準の新規感染者数で集計される27日の検査件数も6万356件と少なくないため、感染者の増加傾向は続くものと予想される。

同日の感染者のうち感染経路不明の事例(221人)は全体の約40%を占めた。感染経路を調査中の事例が増えるほど、地域社会で原因不明の集団連鎖感染が拡散する可能性がある。

この日の主な集団感染事例は、ソデムン(西大門)区の室内体育施設関連が9人、チュンラン(中浪)区の保育園関連が4人、トンジャク(銅雀)区のサウナ関連が4人、銅雀区の中学校関連が3人、などだ。

ソウル市災難安全対策本部のソン・ウンチョル統制官は、「7~8月の休暇シーズンと夏休みに地域間の移動と多重利用施設の利用が増加するものとみられる」とし、「地域間の移動、私的な集まり、外出などはできるだけ自粛し、家で安全に過ごすようお願いする」と話している。
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