26日、韓国外交部(日本の外務省に相当)と山岳界によると、今月中旬、ブロードピークのベースキャンプ付近で、ある外国人の登山家がホ氏の遺体を発見したという。
遺体とともに発見された延世大学山岳部のジャケットと旗などをもとに、ホ氏の身元が確認された。
当時27歳だったホ氏は、1999年7月29日、延世大学山岳部登頂隊の所属としてブロードピークに登った。海抜7300メートル地点で登山を諦め、下山途中、行方不明になった。
同行した隊員らは翌日、ホ氏がいないことに気付き捜索に乗り出したが、ホ氏の衣類など遺留品の一部だけを発見した。
一方、キム氏は最後まで見つからなかった。ここ数日間、パキスタン軍のヘリコプターなどが墜落地点を捜索したが進展はなかった。その後、キム氏家族の要請により、同日から捜索は中止となった。
キム氏は今月18日、パキスタンと中国にまたがるブロードピークの頂上を登頂し、下山途中、標高7900メートル付近で遭難事故に遭った。キム氏は翌日、ロシアの登山隊によって発見されたが、救助に失敗していた。
キム氏は今回ブロードピークを登頂し、障害者としては初めてヒマラヤ8000メートル峰14座の登頂に成功した。
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