デルタ株による感染は、このところ首都圏以外にも急速に広がっている。
防疫当局によると、デルタ株の検出率は6月第4週(6月20~26日)には3.3%にとどまったが、7月第3週(7月18~24日)には48.0%に上昇した。
孫氏はただ、変異株は感染速度が速く感染力が強いものの、感染方式が異なるわけではなく対応戦略に変わりはないとした上で、これまでより強力で速やかな措置を取ることで感染拡大の勢いを抑える努力が必要だと説明した。
また、感染防止策「社会的距離の確保」のレベルを首都圏で最高レベルの第4段階に、首都圏以外で上から2番目の第3段階に引き上げたことについては、隠れた市中感染者による感染拡大を防ぐために実施したと述べた。
インドで最初に発見されたデルタ株は、英国で発見されたアルファ株に比べて感染力が1.64倍強く、感染者の入院リスクは2.26倍高いとされている。
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