韓国の自営業者団体「非首都圏で3段階延長すれば『全国で車両デモ』」(画像提供:wowkorea)
韓国の自営業者団体「非首都圏で3段階延長すれば『全国で車両デモ』」(画像提供:wowkorea)
今月14~16日深夜にソウルの都心で奇襲車両デモを行った自営業者団体が、全国単位のデモを繰り広げる予定だ。

26日、新型コロナウイルス全国自営業者非常対策委員会は、「政府はワクチン需給の失敗にもかかわらず、感染者急増の責任をわれわれに転嫁している」とし、「8月8日以降、首都圏の防疫レベル4段階、非首都圏の3段階措置が延長・強化される場合、首都圏を越え全国単位で政府糾弾のための車両デモを開催する」と明らかにした。

政府は25日、非首都圏で防疫レベルを3段階に一括引上げすることに決定した。人口比感染率が全国で2番目に高いテジョン(大田)市は、27日から4段階に引き上げる。

団体は、「ここ2年間の新型コロナウイルス大流行は宗教団体、病院および療養施設、拘置所、百貨店発の感染であり、多重利用施設の感染者発生率は10%台前半に過ぎないにもかかわらず、自営業者だけを規制した」とし、「7月になれば24時まで営業が可能だろうと夢を抱いていたわれわれに、政府は7月13日基準でわずか30.67%という1次接種率の無残な成績表を提示し、感染者急増に寄与した」と批判した。

また、「特に政府と国会は、希望回復資金を通じて過去の集合禁止、集合制限に対する損失補償を最大2000万ウォン(約191万円)に確定したが、これは0.2%にも満たない中小商工人、自営業者に支給されるだけ」とし、「7月以降の損失補償は売り場別に月平均40万ウォンで、これは時給1300ウォンに過ぎず、政府の最低時給8720ウォンにも及ばない。大韓民国において自営業者とは国民なのか、問わずにはいられないほどだ」と主張した。
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