「済州中学生殺害犯」、”疑心症”で携帯電話5つ破壊など騒動…身上公開の可否検討へ=韓国(画像提供:wowkorea)
「済州中学生殺害犯」、”疑心症”で携帯電話5つ破壊など騒動…身上公開の可否検討へ=韓国(画像提供:wowkorea)
同居女性の息子である中学生を残酷にも殺害した犯人が、度を越えた「疑心症」により母子を苦しめてきたことが伝えられた。

被疑者A氏は知人のB氏と一緒に7月18日午後3時16分頃、チェジュ(済州)市のある住宅に侵入し、この家に住む過去に同居していた女性C氏の息子であるDくんを殺害した。

25日、放送局チャンネルAでは殺害されたDくんの母であるC氏のインタビューを報道した。

報道によると、C氏とA氏は2年間大きな争いもなく過ごしていたが、今年5月初めからA氏が疑い深くなったという。C氏が食堂を開きながら外部活動が多くなると、食堂の防犯カメラを監視しながら争いごとが多くなったと伝えた。

C氏は、「A氏が叩いたり、首を絞めたりし始めた。2~3日に1度の頻度だった。耐えながら過ごせばいいと思ったが、ここまでの事が起きると思わなかった」と話した。

5月末に家庭内暴力の通報を受けA氏は家を出たが、こっそり家に入り数度騒動を起こしたことも伝えられた。特に知人と連絡できないように携帯電話を壊したことも5度あったという。

C氏は、「夜中にこっそり家に入ってきて、携帯電話を持って行ってしまって。6月には携帯電話を5台壊された」と話した。

続けて、寝室にあった服も持って行ったという。「寝室に行ってタンスを全て開け、ズボンを全て持って行ってしまった。どこにも出られないようにと」と話した。

「悪魔のような人間だ。バラバラ殺人をしないと身上の公開はされないのか?それは違う」と心境を明らかにした。

一方、チェジュ警察庁は26日に身上公開委員会を開き、過去に同居していた女性の中学生の息子を殺害した容疑で拘束されたA氏と、共犯のB氏に対する身の上公開の可否と範囲を決定する。

これに先立ち警察は、21日にこの事件に対し身上情報公開の4つの要件を全て満たしているとはいえず、身の上公開委員会を開かないと明らかにしていた。

しかし被疑者を捜査している過程で、共謀関係及び計画犯罪に対する証拠が追加で確認され、被疑者の身上公開に対する世論が高まり、公開の可否を再検討することとなった。


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