IOCのクリストフ・デュビ五輪総括部長は24日、日本の東京プレスセンターで行われた記者ブリーフィングで「新型コロナのルールを深刻に違反する場合は措置が取られるだろう」と述べた。デュビ部長は国や選手の名前を直接言及しなかった。
23日に開幕した東京五輪は厳格な新型コロナ関連の規定が適用されている。しかし、相当数の選手がマスクをつけないなど、露骨に新型コロナのルールを破る姿を見せている。
開幕式ではキルギススタンとタジキスタンの選手団は旗手をはじめ、選手および関係者のほとんどがマスクをつけず、議論を呼んだ。射撃やバドミントンでメダルを取ったパキスタン選手らも、授賞式でマスクをつけていなかった。
東京五輪組織委員会が発刊した「プレイブック」によると、選手たちは練習、試合、食事、飲酒、インタビューを除いてすべての場所でマスクを着用しなければならない。ただ、熱中症予防のため、選手らは他人と2メートル以上離れている場合、マスクを外すことができる。
デュビ部長は「絶対に見逃すことが出来ない露骨な行動があれば、われわれは確実に措置を取る」とし、「まず情報を繰り返し発信することで、マスクを着用することを誘導する計画だ」と明らかにした。
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