「違法集会」民主労総委員長が出頭拒否、警察は強制捜査を検討=韓国(画像提供:wowkorea)
「違法集会」民主労総委員長が出頭拒否、警察は強制捜査を検討=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国全国民主労働組合総連盟(民主労総)のヤン・ギョンス委員長が、7月3日の労働者大会に関して、警察の3回にわたる出頭要請にも応じていないことが分かった。これに対して警察は、強制捜査も検討中だ。

 4日、警察によると、ソウル警察庁・特別捜査本部が今月4日、9日、16日の3回にわたり、ソウル鐘路警察署に出頭するよう求めたが、ヤン氏は応じなかったという。3回目の出頭要請は、今月23日が最終期限だったが最後まで出席しなかった。

 警察側は「4回目の出頭要請をするかどうかはまだ決まっていない。3回目も応じなかったので、逮捕令状など強制捜査も検討中」と明らかにした。

 民主労総は3日、ソウルチョンロ(鍾路)区一帯で主催側推算約8000人規模の全国労働者大会を開いた。その後、警察はソウル庁捜査部長を中心に50人余りの特別捜査本部を設置し、集会を主導した執行部などを相手に捜査に着手した。警察は集会およびデモに関する法律違反、感染病予防法違反、一般交通妨害などの容疑の適用を検討中だ。

 警察はヤン氏らの携帯電話を押収する一方、関係者25人の内偵捜査を進めている。23人は立件し、前日まで6人に対する取り調べが行われた。
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