南極での最大消費品目は「酒」...ニュージーランドの南極輸出品目で1位に浮上

ニュージーランドがこの30年間、南極に最も多く輸出した品目は酒類であることが確認された。

　ニュージーランドの公共ラジオ局（RNZ）は23日（現地時間）、「ニュージーランドが1990年から昨年まで南極に最も多く輸出した品目は酒類で、150万ニュージーランド（NZ）ドル（約1億1500万円）に達する」と明らかにした。

　酒類の次はヘレコプターが120万NZドル（約9300万円）で、3位の装備と燃料、4位の衣類、5位の玩具、6位の自動車と部品、7位のボートの順だった。特に、玩具にはぬいぐるみ、人形、ジグソーパズルなどが主要品目だった。その他、チョコレート、キャンディーも目を引いた。

　南極に輸入された150万NZドル相当の酒類は約30年にわたって搬入されたもので、消費者は南極基地に常駐する数百人の科学者たちだ。

　南極には現在、約20カ国の科学研究基地があり、季節によって1000人から最大5000人が駐在している。