橋本五輪組織委員長「日本は東日本大震災から立ち上がった」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
橋本五輪組織委員長「日本は東日本大震災から立ち上がった」=韓国報道(画像提供:wowkorea)

 東京五輪組織委員会の橋本聖子委員長が、東京五輪の開会式で東日本大震災に勝ち、立ち上がった“日本の力”を強調した。

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 元女子スピードスケート五輪メダリストの橋本委員長は23日、東京五輪の開幕式で「東京五輪は大会延期という大きなチャレンジの中で開幕する」とし、「多くの方々の手によって、一つ一つ、希望が繋がれ、今日この日を迎えた」と明らかにした。

 続いて「世界中がコロナ禍の厳しい状況にある中、医療従事者の皆さまをはじめ、日々尽力されているすべての方々へ、敬意と感謝を申し上げる」と付け加えた。

 橋本委員長は「五輪を迎えようとしていた10年前、東日本大震災によって、大きな困難と深い苦しみの中にあり、立ち上がり、前に進む力も失いかけていた」とし、「世界中の方々が手を差し伸べてくださり、あれから10年が経って復興しつつある日本の姿をお見せすることができる」と強調した。

 また、橋本委員長は「あの時、スポーツがいかに役割を果たすことができるかが問われた。世界中が困難に直面する中、再びスポーツの力、オリンピックの持つ意義が問われている」と述べた。

 そして「世界中からアスリートが、五輪の旗の元に、オリンピックスタジアムに集った。互いを認め、尊重し合い、ひとつになったこの景色は、多様性と調和が実現した未来の姿そのものだ。これこそが、スポーツの果たす力であり、オリンピックの持つ価値と本質であり、平和を希求する私たちの理想の姿でもある」と付け加えた。

 橋本委員長は「アスリートの皆さんが困難な中でも決して立ち止まることなく、前を向いて、努力を続ける姿に、私たちは励まされて今がある。同じアスリートとして私は、世界のすべてのアスリートを誇りに思う」と応援した。

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