準中型クラス以上のSUVが人気、現代・起亜自動車のハイブリッド車が販売好調(画像提供:wowkorea)
準中型クラス以上のSUVが人気、現代・起亜自動車のハイブリッド車が販売好調(画像提供:wowkorea)
現代・起亜自動車によると今年1~6月期、ハイブリッド車(HEV)の販売量は計6万5473台で、前年同期比23.6%増加した。HEVの販売が増えた背景にはスポーツタイプ多目的車(SUV)の販売増加がある。セダンのHEV販売量は1~6月期、3万4410台で増加率も6.1%にとどまったが、SUVのHEV販売量は3万1063台で51.2%増加した。

売上高増にもっとも貢献したのは、準中型クラス以上のSUV HEVだ。現代・起亜自動車による、昨年のSUV HEVのラインアップは「コナ」「ニロ」など小型クラスに集中していた。SUVモデルのラインアップにおける選択肢が少なく、HEV販売は多様なラインアップで構成される中型クラス以上のセダンが多くの割合を占めた。

しかし昨年7~12月期からは情勢が変わった。起亜自動車の「ソレント」HEVが昨年7月、エコカー燃費認証を受け販売契約を再開した。現代自動車の「ツーソン」HEVも昨年年9月に発表されるなど、準中型クラス以上のSUV HEV車が多様化しこれを選択する消費者も大きく増えた。

今年1~6月期、「ソレント」HEVの販売量は1万7689台に達し、現代・起亜自動車のHEVでは過去最大の販売量を記録した。同期間「ツーソン」HEVの販売量は8419台で「ソレント」と比べて少ないものの、車両用半導体供給不足問題で車両の出庫待機期間が長引いている点を考慮すれば善戦したといえる。

準中型クラスのSUV HEVの販売が急増することで、現代・起亜自動車は続々と新製品を販売している。現代自動車は9日、韓国を代表するファミリーカー「サンタフェ」HEVを販売開始した。事前販売予約の初日に予約数が1万6000台を突破している。起亜自動車の新型「スポーティジ」もHEVに対応し、SUV HEVのラインアップはより豊富になるとみられている。

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