「新型コロナ防疫指針違反」韓国プロ野球NCダイノスの選手4人、72試合出場停止処分=球団には制裁金1億ウォン(画像提供:wowkorea)
「新型コロナ防疫指針違反」韓国プロ野球NCダイノスの選手4人、72試合出場停止処分=球団には制裁金1億ウォン(画像提供:wowkorea)
防疫指針を守らず遠征宿舎で部外者を呼んで明け方まで飲み会をした後、新型コロナウイルスの感染判定を受けた韓国プロ野球NCダイノス選手4人に72試合の出場停止と制裁金1000万ウォン(約100万円)の重い懲戒が下された。

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 KBOは16日(金)、ソウル・カンナムグ(江南区)のKBOカンファレンスルームで賞罰委員会を開き、NCダイノス所属のパク・ソクミン、イ・ミョンギ、クォン・ヒドン、パク・ミンウの防疫指針違反について審議した。

 賞罰委員会はKBO規約第151条の「品位損傷行為」に基づき、当該選手に対してそれぞれ72試合出場停止、制裁金1000万ウォンを科すことにした。

 賞罰委員会は「新型コロナウイルスの拡散が厳しい状況で、政府の首都圏5人以上の私的集まり禁止に違反して社会的に大きな物議を醸し、試合前に深夜まで飲酒するなどプロ選手として守るべき基本的な本分を守らないなど、品位損傷行為に当たると判断した」と説明した。

 しかし、一部では史上初シーズン中にリーグ中断という大きな事件をもたらした選手に対する懲戒としては低すぎるという指摘も出ている。選手らは防疫指針違反で警察の取り調べを受ける予定だ。法的処罰の結果、懲戒のレベルはさらに高まる可能性もある。

 なお、賞罰委員会はNC球団に対して制裁金1億ウォン(約1000万円)を科した。賞罰委員会は「選手団へのずさんな管理により、結果的にはリーグ中断という深刻な結果を招き、リーグの名誉が損なわれたと判断し、KBO規約第1条の『総裁の権限に関する特例』に基づき、懲戒処分を決定した」と説明した。


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