東灘店は、ロッテ百貨店が7年ぶりに開設する新規店舗だ。延べ面積は約24万6000平方メートルで、キョンギド(京畿道)所在のロッテ百貨店のなかでは最大規模となる。
東灘新都市に年少の子どもを持つ30~40代の顧客が多いという特徴を考慮し、東灘店はコンセプトを「ステイプレックス(Stayplex)」とした。「とどまる(Stay)」と「複合売り場(Complex)」を合わせた言葉で、顧客がとどまりたくなる百貨店を意味する。百貨店を単にショッピングする場ではなく、特別な経験を共有するスペースと解釈している。
このため同店の営業スペースの半分以上は、F&B、リビング、体験コンテンツで構成されている。全国の有名飲食店約100店が入店する首都圏最大規模の食品館「フード・アベニュー(Food Avenue)」、家族のための複合スペース「ザ・テラス(The Terrace)」、母親向けコミュニティ&ヒーリングスポット「ビー・スロウ(Be Slow)」、トレンドを反映したモール「Dアベニュー(D.Avenue)」、最大規模の芸術&文化空間「ライフスタイル・ラボ(Lifestyle LAB)」などが代表的だ。
さらに売り場の各所に芸術作品を配置し、東灘店全体がギャラリーのように感じられる空間づくりをしている。とくに英国出身の世界的現代美術家デイヴィッド・ホックニーによる作品「photographic drawing」も鑑賞することができる。
高級ブランド「ザ・コンランショップ」、韓国最大規模の家電・スポーツ店、韓国最初の「セサミストリート」英語キッズカフェなど、新たなコンセプトの売り場もお目見えする。
このほか新型コロナウイルス対策設備も完備する。出入口には強力なエアシャワーで感染防止する設備を設置したほか、ボタンに手を触れずとも行きたい階に移動できる「接近認識エレベーターボタン」、エスカレーターの手すりの紫外線殺菌装置などを設置している。
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