新型コロナウイルス感染症が再拡散する中、今月23日から来月8日まで開かれる東京オリンピックが 事実上「無観客大会」となったことから、世界各国の首脳たちは 次々と東京オリンピックへの不参加を表明している。

きのう(13日)毎日新聞によると、この日 カナダの首相府は「無観客という最近の決定を受け、(ジャスティン・ドルドー首相は)出席しない」と明らかにした。

ジョー・バイデン米大統領も 開幕式に参席せず、かわりに 夫人であるジル・バイデン女史が参席する予定となっている。

習近平 中国国家主席も、東京オリンピックには姿を現わさない予定である。かわりに 孫春蘭 国務院副総理が参席する方向で検討されている。

一方 ムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領の参席も、まだ未定である。

現在 東京オリンピックの開幕式参加が確定している海外の首脳は、エマニュエル・マクロン フランス大統領だけである。マクロン大統領は、次回の開催地であるパリでの夏季オリンピックを念頭に置いているものとみられる。

日本政府は当初 東京オリンピック・パラリンピックを通して、全世界100以上の国々の指導者と高位官僚をゲストとして迎え、外交に拍車をかける方針であったが、これは事実上 不可能になったものとみられる。毎日新聞は「菅義偉首相がオリンピックの期間、積極的に外交を繰り広げることができるか はっきりしていない」と伝えた。

日本の外交当局者たちは「東京オリンピックの開幕式に参席するゲストのリストは、直前まで確定していない」として、望みを捨ててはいない。オリンピック組織委員会は、新型コロナの感染予防次元で「無観客大会」の開催を決定したが、開幕式では例外として、外交関係者のための座席を 別途に用意する予定である。

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