国会行政安全委員会の全体会議に出席した全長官=13日、ソウル(聯合ニュース)
国会行政安全委員会の全体会議に出席した全長官=13日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の全海チョル(チョン・ヘチョル)行政安全部長官は13日、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)で前日から適用された感染防止策「社会的距離の確保」の最高レベル、第4段階の措置のうち、フィットネスクラブなど屋内スポーツ施設のグループエクササイズでテンポが100~120BPM(1分間の拍数)の音楽を使うよう定めていることについて、「行き過ぎた制限や、順守が困難な部分があれば論議し是正する」と述べた。国会行政安全委員会の全体会議で、最大野党「国民の力」の李永(イ・ヨン)議員の質問に答えた。 李氏は、防疫の基準は国民が納得できるものでなければならないと指摘。人気グループ、BTS(防弾少年団)の「Dynamite」「Butter」、歌手PSY(サイ)の「江南スタイル」、ベテラン歌手、羅勲児(ナフナ)の「テス兄さん!」(原題)のうち、屋内スポーツ施設で流してもよい曲がどれか知っているのかと質問した。第4段階の規定では、BPMが110の「Butter」、114の「Dynamite」、94の「テス兄さん!」は使用できるが、132の「江南スタイル」は使用できない。 全氏は「新型コロナウイルスの状況を予測し、それに伴う措置を取るために努力を続けてきたが容易ではない。困難を与え国民に申し訳ない」と述べた。
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