ヤンセン新型コロナワクチン、感染予防効果93% ＝韓国報道

ヤンセン新型コロナウイルスワクチンの感染予防効果は約93%に達することが分かった。

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韓国の中央防疫対策本部のイ・サンウォン疫学調査分析団長は13日の定例ブリーフィングで、「ヤンセンワクチン接種完了者の発病率は10万人当たり0.58人で、非接種者の発病率（8.11人）と比較した結果、92.8%の感染予防効果があった」と説明した。

韓国では、30歳以上の予備軍・民間防衛隊員などがヤンセンワクチンの接種を受けた。

ヤンセンワクチンは他のワクチンとは異なり、一回の接種で終わる製品であり、今月5日基準で112万2051人が接種を受けた。

このうち、免疫形成期間である2週間が過ぎた接種完了者は111万9227人と集計された。防疫対策本部は、今後、ヤンセンワクチン接種後の経過期間による効果の変化についても、引き続き観察する予定である。

一方、ワクチン接種率の増加に伴い、60代以上の高齢層の発病率と重症・死亡者の数も減少を続けている。

イ団長は「5月に感染が確認された60歳以上の感染者3906人を分析した結果、このうち94.7%がワクチン未接種者か、または1次接種から14日が経過していないケースだった」と言及した。

接種を完了した後に感染が確認されたのはわずか5人だけだった。このうち、重症患者や死亡者は1人もいなかった。

イ団長は「ワクチン接種が感染に脆弱な60歳以上の重症化と死亡予防に効果があることを確認した」とし「予防接種を完了することが重要だ」と助言した。