北朝鮮が“米韓連合軍 合同軍事演習”を強く反対している中、韓国統一省は「知恵深く柔軟に判断されるべきだ」と語った(画像提供:wowkorea)
北朝鮮が“米韓連合軍 合同軍事演習”を強く反対している中、韓国統一省は「知恵深く柔軟に判断されるべきだ」と語った(画像提供:wowkorea)
韓国統一部(省)は今日(6日)、8月に予告されている “下半期 米韓連合軍 合同軍事演習”について「多様な状況を総合的に判断して、知恵深く柔軟に判断されるべきだ」という立場を固持した。「米韓合同演習が、朝鮮半島の軍事的緊張を作り出してはならない」という韓国政府の立場を再確認したものである。

統一部の当局者は この日 記者たちからの “米韓合同演習に対する立場を問う質問”に「政府はどのような場合でも、朝鮮半島の軍事的緊張が作り出されてはならないという立場で、朝鮮半島情勢を平和的かつ安定的に管理するため努力してきた」と語った。

つづけて「このような立場で 下半期の米韓合同演習に対しても、新型コロナウイルス感染症事態の状況・戦時作戦権の転換などの軍事的需要・朝鮮半島非核化と平和定着のための対話の環境づくりなどを 総合的に考慮し、知恵深く柔軟に判断されるべきだ」と付け加えた。

統一部は今年3月 上半期の米韓合同演習を控えた当時も、米韓軍当局に対して「知恵深い柔軟な解決法」を求めていた。

「米韓軍当局が最近、今年 下半期の合同演習規模と方式について調整している」ことが伝えられている。韓国国防部(防衛省)の報道官は 前日(5日)の定例会見で「下半期の合同指揮所訓練に関しては、訓練の時期や規模・方式などが まだ確定されていない」と語った。

一方 北朝鮮は 米韓合同軍事演習に対して「対北敵対視行為だ」として、非難し続けてきた。このため 今年 下半期の合同演習においては、「中止」や「規模の縮小」などの推測があがっている状況である。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 96