1日(現地時間)J&Jは 声明を出し、自社のヤンセンワクチンが「デルタ株を無力化することができる強力な免疫効能をもっている」と主張した。
さらに 会社側は、免疫効能を高めるための追加の接種を意味する「ブースターショット」なしでも、これまでのワクチンの接種だけで 効果が表れると付け加えた。
これは最近 J&Jが実施した、デルタ株に対する臨床試験の中間結果によるものである。会社側は「参加者たちの血液サンプルを基に、このような免疫効能を確認することができた」と伝えた。
J&Jは 今回のデルタ株の臨床試験に関する最終結果を、医学論文サイト“bioRxiv”に 近いうちに公開する予定だと付け加えた。
J&Jの関係者は「ブースターショットなしでも、多様な変異株に対して 免疫効能を発揮することのできる点が非常に嬉しい」と語った。
ヤンセンワクチンは 通常2回の接種を必要とする他社のワクチンとは異なり、1回だけの接種となっている。J&Jによると、ヤンセンワクチン1回の接種で 最長29日以内にデルタ株を無力化させることができるという。
また会社側は「ヤンセンワクチン接種により、少なくとも8か月間 免疫の効能が続く」と伝えた。
J&Jはすでに「ヤンセンワクチンを接種した人は、接種後1年間は ブースターショットが必要ないものとみられる」と伝えている。
加えて 変異株の発生により 追加でブースターショットが必要となった場合「これまでのワクチンを少し調整するレベルでも、十分な免疫効能を発揮できる」と推測している。
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