韓国与党、大統領選予備候補9人の登録が完了…カットオフで残る6人は誰か?(画像提供:wowkorea)
韓国与党、大統領選予備候補9人の登録が完了…カットオフで残る6人は誰か?(画像提供:wowkorea)
次期大統領選挙を狙う共に民主党(与党)の大統領候補9人が30日、準備を終えてスタートラインに立った。元国務総理2人(イ・ナギョン(李洛淵)、チョン・セギュン(丁世均))と現職道知事3人(イ・ジェミョン(李在明)、ヤン・スンチョ(梁承兆)、チェ・ムンスン(崔文洵))、現職議員3人(キム・ドゥガン(金斗官)、パク・ヨンジン(朴用鎮)、イ・クァンジェ(李光宰))、そして元党代表であり元長官(チュ・ミエ(秋美愛))の9人の重鎮たちが‘共に民主党の大統領選候補’をめぐり、雌雄を決する。

ソンジュン の最新ニュースまとめ

李在明キョンギド(京畿道)知事と丁世均元国務総理、そして秋美愛元法務部長官はこの日、ソウル市ヨイド(汝矣島)の党本部で予備候補者登録を終えた。秋元法相は「ろうそく革命を成し遂げるきちんとした改革と処方箋を持った候補に民心が集中する党内予備選挙でなければならない」とし、勝利に自信を見せた。

最初の関心はカットオフに集まった。共に民主党は来月9~11日に国民世論調査50%、党員世論調査50%を反映する予備選挙により6人に候補を減らす予定だ。‘ビッグ3’(李在明、李洛淵、丁世均)、そして最近世代交代の波に乗った朴用鎮、そして野党陣営の大統領選候補であるユン・ソンニョル(尹錫悦)元検察総長をターゲットに党内強硬派の支持を受ける秋美愛元法相が通過する可能性が高い中、残り1つをめぐって候補間の競争が激しく展開されるものと思われる。

変数は候補一本化とこれを通じた‘反李在明’連帯が実現するかどうかだ。丁元国務総理と李光宰議員が‘民主嫡統候補論’を掲げ、来月5日までに一本化することで合意したことを受け、李洛淵元代表も肯定的なメッセージを出し、議論が徐々に熱を帯びている。候補間連帯とこれを通じたシナジー効果で李在明知事を揺さぶるということだ。

丁元国務総理はこの日、記者団に対し「現在、李光宰候補との一本化を約束しており、他の可能性も開かれている」とし「決選投票制があるだけに予備選挙が終わった後、(他の候補と)互いに力を合わせることもできる」と述べた。候補一本化の議論はカットオフ以後、さらに活発化するということだ。

後発走者間の合従策が具体化されているものの、李在明知事側も‘反李在明連帯’を牽制しながら連横策について悩んでいる。李在明陣営報道官のパク・ソンジュン(朴省俊)議員は丁元国務総理と李議員間の一本化について「『反李在明連帯』と称する必要はなく、政治的劣勢を克服するために勢力を糾合しているもの」と述べた。‘民主嫡統候補論’についても「韓国社会の不公正・不平等問題を解決できる時代精神を盛り込んだ候補が共に民主党の嫡統だ」と主張した。

候補たちは1日、汝矣島のグラッドホテルで一堂に会する。各候補が他の候補を指名して質疑し、取材陣との質疑応答も予定されているだけに、候補間のけん制が続くものと予想される。

候補間のテレビ討論は3日を皮切りに4回予定されている。共に民主党は‘国民面接’と‘記者面接’など、多様なコンセプトで予備選挙を行うことにし、選挙運動も規制を大幅に緩和することにした。イ・サンミン共に民主党選挙管理委員長は「テレビ討論を4回もするのは前例がなく、コロナの状況を考慮し、国民に経験とビジョンをより多くお見せする」と説明した。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 83