ソウル・ソチョ(瑞草)警察署は29日、ソンさんの事件に対する弁事事件審議委員会を開き「これまでの捜査事項、防犯カメラの映像資料、専門家の意見などをもとに、8人の内外委員が補強捜査の必要性と弁事事件を終結するかどうか、総合的に審議した結果、本件の終結を最終決定した」と明らかにした。
警察はこの日、審議委員会の公正性のため、委員長を刑事課長から警察署長に格上げした。外部委員もまた、既存の1~2人から4人に、内部委員は警監級から警正級に格上げした。外部委員には外部機関の推薦を受けた教授2人と弁護士2人が参加した。
警察は「これまで、遺族に対しては可能な範囲内の捜査事項を詳しく説明し、遺族の防犯カメラ閲覧要請により、先月27日と今月21日の2回、計6時間半にわたり確保した防犯カメラの映像を閲覧することにした」とし「今回の審議委員会の結果についても会議終了直後に直接説明した」と明らかにした。
これに先立ち、ソンさんの遺族は、死亡当日に一緒にいた友人のA氏を暴行致死と遺棄致死の嫌疑により23日、ソウル瑞草警察署に告訴した。警察が審議委員会開催を発表した直後に遺族からの告訴が相次ぎ、これは警察が捜査終結するかどうか検討するのを阻止するための措置という解釈も出た。
警察は審議委員会の結果によって変死事件は終結するものの、刑事1チームは遺族の告訴の件について捜査する計画だ。また、強力な1チームを動員して、ソンさんが死亡する前の最終行動および追加証拠の有無を引き続き確認する方針だ。
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