クーパン、PBの乳児用おやつ「賞味期限改ざん」で摘発…火災や旭日旗デザイン製品販売に続いて消費者失望(画像提供:wowkorea)
クーパン、PBの乳児用おやつ「賞味期限改ざん」で摘発…火災や旭日旗デザイン製品販売に続いて消費者失望(画像提供:wowkorea)
クーパンがPB(自社ブランド)商品として販売している乳児用のオーガニックおやつに、延長した賞味期限を表記して食品医薬品安全処に摘発された。消費者は子どもが食べる製品に対して信頼を破ったクーパンに失望し、払い戻しを要求している。

 25日、食品医薬品安全処によると、CPLBから発売されている“トックポン”(=米菓子)製品3つが賞味期限を通常より長くして表記し、摘発された。CPLBはクーパンのPBを流通販売する子会社だ。

 “トックポン”は離乳食を始めた生後6か月から24か月の子ども用のおやつで、問題になったのは、gomgomオーガニックトックポンシリーズの「オーガニック米サツマイモ」、「オーガニック米かぼちゃ」、「オーガニック米白米」の3種。CPLBがJDKOREAという食品製造加工業者から供給されている。

 JDKOREAは、クーパンに供給した3種の製品を含めて計10種の製品の賞味期限を3~38日延長して表記した。JDKOREAは、過去にも別ブランドのトックポン製品でクロノバクターが発見されて問題になったことがある。

 JDKOREAは「新人の作業者が菓子製造日を賞味期限に入力しなければならないが、機械の操作を誤って問題になったものだ。問題の製品は回収および廃棄処理した」と説明した。

 続けて「2018年には乳児用菓子を作る時、クロノバクターに対する検査項目はなかったが、乳幼児用として認められたのに問題になった。クロノバクターは離乳食を始めた6か月以上の乳幼児に影響を及ぼさない」と述べた。

 クーパンは現在、食品医薬品安全処に摘発された製品を品切れだと表示して販売をしていない。この製品は、オーガニック成分と子どもたちが好きな甘い味で人気が高い。クーパンでの評価も4.5点と高く、レビューだけで3000件以上寄せられているベスト商品だ。

 消費者たちは食品に対する信頼を破ったクーパン側に強い不満を示している。ある消費者は評価欄に「信じて買ったのに、子どもの食べる物で詐欺を働くなんてクーパンにひどく失望した」とコメントした。

 また別の消費者は「信じて食べるクーパンだったのに、問題のある納品業者は自主的に判断してもらいたい」と吐露。

 クーパン関係者は「食品医薬品安全処に摘発される問題となった製品は、全て廃棄すると聞いている。以前に販売した製品は問題ないが、不安に思う顧客のためにコールセンターを通じて払い戻し措置を取っている」と述べた。

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