フック国家主席(右)と会談する鄭氏=23日、ハノイ(聯合ニュース)
フック国家主席(右)と会談する鄭氏=23日、ハノイ(聯合ニュース)
【ハノイ聯合ニュース】ベトナムを訪問している韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は23日、首都ハノイで同国のグエン・スアン・フック国家主席ら要人と相次いで会談し、現地に進出している韓国企業の要望などを伝えた。 鄭氏はこの日、フック国家主席のほかファム・ミン・チン首相、ブイ・タイン・ソン外相とも会談。現地特派員に会談の内容を伝えた。 一連の会談で鄭氏は、ベトナム国内の新型コロナウイルスの感染拡大で韓国企業が抱えるビジネス上の困難の解消を訴えた。ベトナム入国の際の隔離期間が4週間と長いことで企業活動に支障が出ていると訴えたところ、解消のため最善を尽くすとの約束を取り付けたという。 一方、ベトナム側は韓国内でベトナム人が就労できる枠の拡大を求めた。鄭氏はこれを受け入れたという。 鄭氏は東南アジア3カ国を歴訪中。ベトナムの後、シンガポールとインドネシアを訪れる。
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