韓国 中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長(画像提供:wowkorea)
韓国 中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長(画像提供:wowkorea)
韓国の防疫当局は、新型コロナウイルス感染症 デルタ変異株の拡散による病床の状況について「今現在は 約3分の2ほど余裕がある状況で、患者数が増加したとしても 十分に対応できる水準だ」と語った。

韓国 中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長は、今日(23日)の定例会見で「現在 変異株に関して、他国に比べれば 比較的 統制がきちんと成されている状況だ」と伝えた。

ユン班長は「海外からの入国者により入ってくる変異株に対しては、今現在 効果的に遮断している」とし「地域社会において そのような変異株に対する懸念がある集団感染については、別途に ウイルス分析を通して統制している」と付け加えた。

また「それにもかかわらず 変異株が拡散し続ける可能性、このような点は依然として排除できない」とし「したがって 病床に関しても、我々は現在 非常に余裕のある病床の状況を維持している」と説明した。ユン班長は「病床についても、我々が段階的に状況に合わせて 合理的に調整する方案を、今現在 準備している」と語った。

ユン班長は「単純な患者数の増加にも もちろん関心はあるが、それよりもっと重要なのは、新型コロナにおいて 単純な患者数よりかは 重症患者がどれほど発生しているかという点だ」と語った。

ユン班長は「現在 重症患者の発生が最も多いとされている60歳以上の人口層に対しては、ほとんど1次の予防接種が完了していて、インド・英国発の変異株に対しても 予防接種が ある程度の効果を示している」とし「重症患者を急激に増加させる要因として作用する可能性は低いのではないかと考えている」と語った。

ユン班長は「今後 重症患者数の割合が維持されたとしても 患者数自体は増加する可能性があるため、そのような点を考慮して 病床計画を立て 調整していけるようにする計画だ」と語った。

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