サムスン電子が1~3月期のスマホ出荷で成長率1位、中国市場では存在感示せず=韓国報道(画像提供:wowkorea)
サムスン電子が1~3月期のスマホ出荷で成長率1位、中国市場では存在感示せず=韓国報道(画像提供:wowkorea)
サムスン電子が2021年1~3月期、第5世代(5G)移動通信サービス対応のスマートフォンメーカーの出荷量で、2020年10~12月期に比べてもっとも高い成長率をみせたことが明らかになった。

調査会社ストラテジー・アナリティクス(SA)によると同社は1~3月期、直前の3か月に比べ79%増となる1700万台を出荷した。韓国と北米、欧州の一部地域で「ギャラクシーS21 5G」「ギャラクシーS21ウルトラ5G」などが販売されたことを受けた結果となる。

サムスン電子に続く2位は、62%増の1900万台を出荷した中国のビボ(VivO)だ。

1~3月期における5Gスマートフォン市場のシェアで、サムスン電子は4位となった。トップは29.8%の米アップル。シェアが20%台となるのは同社が唯一となる。これに中国のオッポ(OPPO)、ビボ、サムスン電子、シャオミ(Xiaomi)、その他が続いている。オッポとビボが巨大な中国市場で成長を続けており、サムスン電子が4位にとどまる理由となった。

SAディレクターのオ・テユン氏は「サムスンは世界最大の5G市場である中国での存在感が非常に低く、業界の展望に大きな影響を与えている」と指摘。「反対に中国メーカーは付加価値の高い市場である米国での存在感がほぼなく、今後売り上げと収益増大の障害となるだろう」と予想した。


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