韓銀は今年の消費者物価上昇率が4~6月期には物価安定目標水準の2%を上回ってから、下半期には2%前後で上下し安定化するとみている。今年4月と5月の消費者物価上昇率はそれぞれ2.3%と2.6%を記録し、インフレに対する懸念があった。しかし、まだ韓銀は、昨年のコロナ効果や国際原油価格など、供給レベルの要因が最近、物価上昇を主導しており、一時的だと見ている。
イ・ジュヨル総裁は11日に開かれた韓国銀行創立71周年記念演説で「最近の物価動向と主要条件に照らしてみると、今後農畜産物価格上昇傾向は鈍化する」としながらも「国際原油価格が昨年の水準を大幅に越えて需要側の消費などの物価力は次第に高まるものとみられる」と明らかにした。
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