コンサート再開される韓国…コロナ時代のニューノーマルは？

韓国の防疫当局が大衆向けの音楽公演を14日から再開し、ファンの期待が高まっている。歓声や一緒に歌うのは禁止など条件付きの許可だが、これも歓迎する雰囲気だ。

イ・ユヨン の最新ニュースまとめ

コロナ時代の中「静かなコンサート」というニューノーマルの前でファンたちは、コンサートの持ち物リストを作成し共有するなど期待感を隠せずにいる。

あるアイドルのファンだというイ・ユヨン（24・女）氏は、「声を出せない点が残念だが、それでもコンサートに行くことができてよかった」とし「早く会場でのライブステージを見たい」と浮き立つ心を示した。

特にオンライン上では、「大きな鳴き声が出る鶏の人形」から「でんでん太鼓」（木のガラガラ）、「ハンドベル」、「拍手応援棒」などの多様な音がでるグッズが取り上げられ、雰囲気を盛り上げている。

コンサートに備えて友達と一緒に拍手棒を注文したというアン・ヘリム（23・女）氏は、「音が出せないので拍手をたくさんすると思うが、より応援グッズを振った方が効果的だという話を聞いて購入した」とし「沈黙の中で行われるコンサートも記憶に残るだろう。期待している」と話した。

このように音楽公演の再開を喜ぶ人々に対し、感染に対する懸念の声も出ている。

パク・ジウン（23・女）氏は、「多くの人が集まるのに歓声禁止など現実的に可能なのか」「いちいち制御することができるのもではなく心配だ」と懐疑的な反応を見せた。