18日、韓国企業のトップテックが明らかにしたところによると、11~13日(現地時間)に英国で開かれたG7首脳会議で、ジョンソン英国首相をはじめとする首脳会議関係者たちは同社が生産した‘エアクイーン’マスクを着用していたという。
トップテックは「G7首脳会議にマスクを供給していない」とし「エアクイーンの輸入・販売業者たちがマスクを提供したようだ」と説明した。同社側によると、昨年下半期から欧州への輸出量が増えたという。
エアクイーンは昨年4月、米国食品医薬品局(FDA)から手術用マスクとして承認を受け、9月には欧州CE認証も受けた。CE認証は、すべての欧州連合加盟国の基準を満たす製品につける認証マークだ。
当該マスクはナノメンブレン素材を使用しており、より呼吸しやすくなっているという。
この製品は、他の海外諸国でもかなりの人気を得ている。
今年1月に開かれた湾岸協力委員会首脳会談でサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子がエアクイーンマスクを着用している写真が話題になり、一時品切れ状態になった。
このマスクを開発・生産した企業はトップテックの子会社であり、ナノ繊維メーカーのレモンだ。トップテックのイ・ジェファン会長は、2007年からナノ繊維を研究してきたが、2012年にレモン社を設立してナノ繊維の大量生産開発に成功した後、これを供給し続けてきた。
レモンとトップテックの2社とも‘エアクイーン’という名称でマスクを生産し、国内外において販売している。
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