7月からワクチン接種完了時に「自己隔離」なしの休暇を許容=タイ・プーケット(画像提供:wowkorea)
7月からワクチン接種完了時に「自己隔離」なしの休暇を許容=タイ・プーケット(画像提供:wowkorea)
タイが7月からワクチンを完全に接種した人に限り、自己隔離せずにプーケットで休暇を過ごせるよう許容する方針だ。

ブルームバーグ通信などによると18日(現地時間)、タイは7月1日からプーケットで新型コロナウイルスワクチン接種済の外国人旅行者を隔離検疫なしで受け入れる「サンドボックス」を開始することを決めた。

プーケット観光の「サンドボックス」は、新型コロナウイルスの事態で観光業に壊滅的な打撃を受けると、これを再び回復させるためにタイ政府が考案した政策だ。プラユット・チャンオチャ首相は16日、テレビ演説で10月からタイを完全に開放すると発表したが、プーケットが初めての試験台となった。プーケットのワクチン接種率は約60%で、タイ全体が約5%であるのに比べると高い水準となっている。「サンドボックス」を開始するまでに、接種率を70%まで高めることを目的としている。

プーケットで自己隔離なしに休暇を過ごすためには、出発14日前にワクチン接種を完了しなければならず、ワクチン接種証明書を所持しなければならない。なお、6歳未満の子どもはワクチン接種を完了した両親とともに入国することが可能だ。また、外国人らはプーケットまで直行便を利用する必要がある。ただし、新型コロナウイルスの高危険国家は「サンドボックス」を利用できない。また、プーケット入国後は新型コロナウイルスの検査が数回行われることになっている。
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