米国・台湾・香港など8カ国の国民、EU旅行が身近に=韓国報道(画像提供:wowkorea)
米国・台湾・香港など8カ国の国民、EU旅行が身近に=韓国報道(画像提供:wowkorea)
欧州連合(EU)は、米国と台湾、香港など8カ国を、旅行安全国家に、新たに追加する見込みだ。これにより、今後これらの8カ国の国民は、EUに属している27カ国に、より容易に旅行することができるようになる。

16日(現地時間)、米国経済メディアであるCNBCは、EUが米国と台湾、香港、アルバニア、北マケドニア、セルビア、レバノン、マカオなど8カ国を域内旅行の安全国に追加することにしたと報じた。

これまでEUは、新型コロナのパンデミック(感染症大流行)が本格化した後、新型コロナ感染拡大を防ぐために、患者が多く発生したこれらの国の国民のEU入国を制御してきた。公務および出張など必須入国者を除き、入国を制限していた。

しかし今回、EU 27カ国大使はこの日、EU執行委員会の本部があるベルギーのブリュッセルで会合を開き、8カ国を旅行安全国家に指定しようと推奨した。27カ国の意見を収集し、今後数日以内に最終的に確定される予定である。

これらの8カ国が旅行安全国家に追加されると、この国の旅行者は、EUに入国しても、別途隔離なしに旅行が可能になるが、国家別に必要な場合は、検査での「陰性」判定を要求することができる。

これに先立ち、今年4月ウルズラ・フォン・デア・ライエEU執行委員長は、ニューヨーク・タイムズ(NYT)とのインタビューで「今年の夏頃になると、2次接種までコロナワクチン接種を終えた米国人旅行者に対して、EU入国を許可する計画だ」と明らかにしていた。

ただしEU加盟国から離脱した英国の場合、これらの8カ国を旅行安全国家に新規指定する案に賛同しないことにした。英国は現在、インド変異ウイルス(デルタ株)感染拡大により、今回の決定では保留にしたと思われる。

しかし、国民の半分程度がワクチン接種完了している英国は、今後4週間の間に追加接種が行われれば、7月19日頃、新型コロナによる防疫措置を解除する予定で、これらの8カ国の旅行安全国家指定も、同時期に行われる可能性が高い見通しだ。

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