当時、イ代表はソウル市内の国会議事堂駅から国会まで自転車シェアリングを利用して自転車に乗って移動。このとき、ヘルメットを装着していなかった。
これを見た市民らは、イ代表のSNSに「自転車シェアリングするときは、ヘルメットを使用しなければならない」、「公人なのだから、より気を付けないといけないのでは?」、「ヘルメットは必ず装着して(自転車に)乗ってください」など、ノーヘル運転を指摘するコメントが相次いだ。
しかし、実際には自転車を乗る際のヘルメット着用は事実上、利用者に任されている。2018年9月道路交通法が改正され、自転車に乗る際、ヘルメットを義務着用とする規制が追加されたが、未着用率が高く、事実上「死文化」された。当時、ソウル市は「自転車のヘルメット着用と関連し、罰金など取締りや処罰はしない」と発表した。
一方で、電動キックボード・電動自転車など個人型の移動装置(PM)利用者は新たな道路交通法改正案が施行されたことで、ヘルメットを必ず着用しなければならない。5月13日から1か月間の準備期間が過ぎ、今月13日からはPM利用者のヘルメット未着用時には、罰金2万ウォン(約2000円)が科される。
イ代表の「自転車出勤」が話題になると、一部利用者からは、電動キックボードにだけ適用される規制について「あまりに厳しい」、「不公平」など不満が噴出している。
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