光州市の予防接種センターで、新型コロナウイルスのワクチンを準備する医療従事者(光州市北区提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
光州市の予防接種センターで、新型コロナウイルスのワクチンを準備する医療従事者(光州市北区提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の新型コロナウイルス予防接種対応推進団は15日、国内で新型コロナワクチンの接種が始まってから110日目となる同日午後に、1回目の接種を受けた人が累計1300万人を超えたと発表した。総人口(昨年12月時点で5134万9116人)の約25.3%に当たる。 政府は当初、6月末までに1300万人に対する1回目接種を終えることを目指していたが、ワクチンの円滑な供給により目標を半月前倒しで達成した。政府は9月までに少なくとも3600万人に対する1回目接種を終え、11月には集団免疫を形成する計画だ。 ワクチン接種は2月末に65歳未満の療養型病院・療養施設の従事者や入院・入居者を対象に始まり、新型コロナ患者受け入れ病院の従事者、警察官や消防士などのエッセンシャルワーカー、75歳以上の高齢者らに対象が順次拡大された。 現在は60~64歳の人に対する英アストラゼネカ製ワクチンの1回目接種、30歳未満の軍将兵に対する米ファイザー製ワクチンの1回目接種がそれぞれ行われている。 30歳以上60歳未満の予備役兵や民防衛(民間防衛)隊員、国防・外交関係者に対する米ヤンセンファーマ製ワクチンの接種は10日に始まり、16日まで実施される。 30歳未満の警察官や消防士、保育園・幼稚園・小学1~2年生の教員や子どものケアスタッフらを対象とするファイザー製ワクチンの接種も15日に始まった。
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