「週末効果?ワクチン効果?」…韓国の新規感染者77日ぶりに「300人台」(画像提供:wowkorea)
「週末効果?ワクチン効果?」…韓国の新規感染者77日ぶりに「300人台」(画像提供:wowkorea)
新型コロナウイルス新規感染者数が77日ぶりに300人台を記録した。週末を迎え検査件数が2万件と大きく減少した影響があるものと判断されるが、ワクチン接種拡大などによる高齢層の感染者の減少も流行に影響を与えているものとみられる。

14日中央防疫対策本部によると、同日午前0時基準の新規感染者は399人と集計された。国内発生の感染者は360人、海外流入の感染者は39人で、累積感染者は計14万8273人だ。

同日の死亡者は3人で、累積死亡者は1988人、致命率は1.34%を記録し、重症患者は153人だった。

ただ、診断検査件数は日曜日を迎え2万6151件にとどまった。首都圏の臨時選別検査所でも1万2171件の検査が実施され、1万件台の検査にとどまった。

77日ぶりに感染者数が300人台を記録したが、こうした減少傾向が持続するかは、週の中盤の検査件数が7万~8万件という普段の水準を回復するまで様子を見る必要があるとみられる。

一方では、高齢層に対するワクチン接種が加速化し、感染者の発生が減少しており、新型コロナウイルスの減少傾向が続く可能性があるとの期待も起こっている。

実際に60歳以上の週間平均感染者数は80人以上減少するなど、減少傾向が持続している。

地域別ではソウルで120人、キョンギ(京畿)で113人、インチョン(仁川)で13人の感染者が発生しており、首都圏の感染者は200人台にとどまった。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 85