朝鮮中央通信は12日、金正恩委員長が11日に党中央軍事委員会の拡大会議を主宰したと報じた=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
朝鮮中央通信は12日、金正恩委員長が11日に党中央軍事委員会の拡大会議を主宰したと報じた=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は12日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が11日に党中央軍事委員会の拡大会議を主宰したと報じた。金委員長は「人民軍隊が党の軍建設路線と方針を貫徹し、高度な激動態勢を徹底して堅持しなければならない」と強調した。 同通信は「急変する朝鮮半島周辺の情勢とわが革命の対内外的環境の要求に合わせ、革命武力の戦闘力を高め、国家防衛事業全般に新たな転換をもたらすための重要課業を提示した」と伝えた。ただ、「重要課業」の具体的な内容には触れなかった。 北朝鮮は7日に党中央委員会と道党委員会の幹部協議会を開き、下半期の経済政策を点検した。さらに今回、党中央軍事委員会の拡大会議を約4カ月ぶりに開き、軍事・防衛事業について協議したことから、党中央委員会総会を前に部門別の協議を進めているもようだ。今月初旬に開くと予告した党中央委員会総会の開催が迫っているとみられる。
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