金首相は9日、政府セジョン(世宗)庁舎で開かれた、新型コロナ対応中央災難安全対策本部会議を主宰し、「本日、中央災難安全対策本部では、旅行の安全圏、別名“トラベルバブル”の推進方案を議論する」とし「新型コロナにより、国家間の移動が長期間制限され、航空・旅行業界は深刻な打撃を受けたのに対し、海外旅行再開を希望する国民は増えてきている」とは明らかにした。
金首相は「海外旅行は、多くの国民が期待しており、日常回復のきっかけになるだろう」とし「国土交通部(国土交通省に相当)と文化体育観光部は国家間の協議を早急に終え、防疫当局と協力し、防疫に緩みが生じないよう、事前に緻密に準備するよう要請する」と述べた。
金首相はまた、「新型コロナワクチン接種が計画通りに進んでいる」とし「可能な限り早期に1300万人の国民が1次接種を完了できるように努力している」と強調した。彼は続いて「夏期休暇をより安全に過ごすことができ、心待ちにしている日常回復も早まるだろう」とし「接種に積極的に参加してくれている国民の皆さんに深く感謝する」と述べた。
金首相はまた、「金曜日に中央災難安全対策本部では、翌週から適用される“社会的距離の確保”段階調整案を確定する予定」とし「これから3週間、防疫状況が安定すれば、上半期の予防接種も、“社会的距離の確保”改編も順調に進むことができる」と伝えた。
金首相は「新型コロナ長期化により、防疫関係者、特に自治体公務員は日々戦っていると把握している」とし「この場を借りて、皆さんに感謝の言葉を伝える」と述べた。彼は続いて「政府も支援する方法を見いだす」とし「困難な時期を一緒乗り越えている皆で、再度力を合わせていただきたいと願う」と強調した。
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