「漢江・医大生事件」死亡した学生の父親、カカオトーク公開 「こんなことになるなら、毎日会話したかった」(画像提供:wowkorea)
「漢江・医大生事件」死亡した学生の父親、カカオトーク公開 「こんなことになるなら、毎日会話したかった」(画像提供:wowkorea)
韓国・ソウルのハンガン(漢江)公園で行方不明となり、その後、遺体で発見された医大生ソン・ジョンミンさんの父親が、現在の心境を明かした。

 父親ソンさんは9日、自身のブログを通して「ジョンミンとのトーク」とのタイトルで文章を投稿し、息子とやり取りしたスマホメッセンジャーアプリ「カカオトーク」で交わした会話内容をキャプチャして公開した。

 ソンさんは「息子とのカカオトークは、そんなに頻繁には交わしていなかった」とし、「こんなことになるなら、毎日会話したかった」と悲痛な思いをつづった。

 公開された会話内容には、△ジョンミンさんが旅行中、有名な製菓店に寄った際どの菓子を買って帰るべきか尋ねる内容 △昨年の休学中、ジョンミンさんを励ます内容 △父ソンさんがジョンミンさんに送った誕生日おめでとうメッセージ △ジョンミンさんが祖母の出棺に立ち合えず胸を痛める内容などが盛り込まれている。

 特に、該当の会話内容を見ると、ソンさんは息子ジョンミンさんに「愛している」という気持ちを頻繁に表現し、これに対してジョンミンさんも「うちのアッパ(韓国語で父親、パパの意味)最高」、「やっぱりうちのアッパ」などと書かれた可愛らしいスタンプを使って愛情を表現していた。

 一方、「漢江・医大生事件」について「犯罪の疑いはない」という中間捜査結果を発表した警察に対し、公正な捜査を求める人々が週末、警察糾弾集会を開くなど依然疑問の声が広がっている。

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