<韓国プロ野球>KBO総裁、「観戦率拡大・飲食許容」を政府に公式要請(画像提供:wowkorea)
<韓国プロ野球>KBO総裁、「観戦率拡大・飲食許容」を政府に公式要請(画像提供:wowkorea)
韓国野球委員会(KBO)のチョン・ジテク総裁が、文化体育観光部のファン・ヒ(黄熙)長官にプロ野球観戦率の拡大と飲食許容など防疫政策の緩和を要請した。

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 KBOは3日、「チョン総裁が前日、ファン長官に会った席で『新型コロナウイルス長期化に伴うKBOリーグ危機克服要請書』を渡した」と明らかにした。チョン総裁は企画財政部、国務調整室にも同様の内容を提案する予定だ。

 チョン総裁は3日、「新型コロナウイルスの長期化に伴う観客の入場制限で、KBOリーグは財政的危機で生存問題を懸念しなければならない状況だ」とし、「KBOリーグの危機克服、競技場および近くの小商工人の経済的困難の解消、新型コロナウイルスによる疲労感を訴える多くの国民の活力充電などのために、観戦人数の比率拡大、飲食許容など防疫政策を緩和してほしいということ強く要請した」と説明した。

 チョン総裁は「昨年、KBOリーグの売上が2019年対比38%(1110億ウォン/約110億円)急減し、各球団が平均約111億ウォン(約11億円)の損失を記録し、今年も深刻な収益悪化を経験している」と説明した。

 チョン総裁はKBOリーグが文化体育観光部と防疫当局と緊密な協力で、感染症予防と拡散防止のために精巧な防疫指針を樹立し、安全な観戦環境を構築して、球場内に1件も新型コロナウイルスの感染事例がなかったことを強調した。また、安全にシーズンが運営され、観客が模範的に防疫指針を順守する新しい観戦文化が定着している部分も紹介した。

 さらに、チョン総裁は屋外施設の場合、感染症の伝播において相対的に安全だという米MIT工科大など国内外の専門家らの研究結果などを説明した。

 チョン総裁は「社会的距離の確保による競技場内の観客数の割合を最低30%以上に調整し、現行50%の第1段階入場率も70%以上に高めるなど、段階別観客入場規模の大幅な拡大が必要だ」と述べた。また、高尺スカイドームの場合、徹底した内部換気や防疫順守で十分な安全性が確保されただけに、現在検討中の距離確保の改編案で観客収容基準を上方修正することを要請した。


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