「首を絞めて暴言」…法務部次官のタクシー運転手暴行映像が公開される=韓国(画像提供:wowkorea)
「首を絞めて暴言」…法務部次官のタクシー運転手暴行映像が公開される=韓国(画像提供:wowkorea)
イ・ヨング(李容九)法務部次官が問題の暴行事件当時、タクシー運転手を暴行した場面が撮影されたドライブレコーダー映像が公開された。

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2日夜、放送局SBSは昨年11月にイ次官がタクシー運転手の首を絞めるなどの暴行をした場面が撮影された、当時タクシーのドライブレコーダー映像を入手し公開した。

37秒の映像には、イ次官がタクシー運転手に暴言を吐き、首を絞めるなどの場面がそのまま残っていた。

事件が発生したのは昨年11月6日夜であり、イ次官がタクシーに乗り目的地に到着した後に発生した。

タクシー運転手が「ここで降りればいいか」と問うと、イ次官がいきなり暴言を吐いた。イ次官の暴言に運転手が「どうして暴言を吐くのか」と抗議し、イ次官は何も答えず急に運転手の首を掴んだ。

戸惑った運転手が「全て撮影されてる」と制止すると、イ次官は「何だお前は」と運転手に何度も脅すような言葉を投げた。運転手が「通報する。全て撮影されている。警察に行こう」と抗議するとイ次官は後ろに退いた。

タクシー運転手は映像に撮影された以外でも、以前に運転中急にイ次官が暴言を吐いたと主張している。

警察はイ次官の事件を証拠隠滅教唆容疑でも捜査している。イ次官がこのタクシー運転手に、暴行場面が入っているドライブレコーダー映像を削除して欲しいと要求したという疑惑のせいだ。

実際に一部メディアでイ次官が、タクシー運転手に示談金の名目で1000万ウォン(約100万円)を提案し、運転手の娘の口座へ入金したという内容を報道した。このせいで運転手もやはり証拠隠滅容疑で立件されると知られている。

このように、状況上事件が有罪意見で検察に送致される可能性もあると推定される。

イ次官は辞表を提出したがまだ受理されておらず、次官の身分を維持している。最近は警察に出向き、19時間に及ぶ調査を受けた。

警察はまた、手抜き捜査の疑惑が提起されているソチョ(瑞草)警察署関係者3人に対しても、特殊職務怠慢容疑で送致の可否を検討している。
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